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はじめに
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第三弾┃木のまち吉野の挑戦!
より豊かな暮らしを木と森から作る
“木と暮らす未来”共創フェス『ウッドフェス2025』を開催! -
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このプロジェクトについて
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木をもっと身近に、もっと自由に楽しむ。
吉野だからこそできる、木のお祭り「ウッドフェス」 -
- こんにちは!
数多くのプロジェクトの中から私たちの活動に興味をお持ちいただきありがとうございます!
我々は「よしのウッドフェス」という「木」「森林」をテーマにしたお祭りを奈良県の吉野町で開催しています。 -
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- ウッドフェスは、日本の造林の発祥の地※で林業500年の歴史を持つ吉野で開催される木のイベントで、木の香りが漂う町で、マルシェや木工体験、吉野の木と歴史を学べるツアー、そして満足いくほど木と戯れるチャレンジなどが体験出来ます。「木」は身近な素材でありながら、そのぬくもりに触れる機会は段々少なくなっていますよね。
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- ウッドフェスでは幅広い体験から木の文化に興味を抱いていただき、「わくわくする未来の木との暮らし」を共に創り上げていくことを狙っています。
また、イベントを通じて木の文化や課題を広く知っていただくことで、社会において木を使う必要性を共有し、皆様と木の可能性を模索していきたいです。
是非、本イベントにご参加いただき、木の魅力や可能性に触れ、一緒に木の文化や課題について考えて未来の世界に誇れる新しい日本の木の暮らしを共創してみませんか? -
- 第一回目(1,000人以上)、第二回目(1,500人以上)、第三回目(2,000人以上)と回を重ねるごとに多くの方々にご参加いただき、木工教室、吉野杉・桧の木工展、吉野貯木まちあるき、木のまち体験ツアー、吉野マルシェなど多彩なプログラムを体験していただき、大盛り上がりでした!
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- ご参加されたお客様からは
「町全体が木の香りがして癒された」
「普段は入れないような工場を見学したり、木材関係の事業者さんとお話しが出来て楽しかった」
「伐採風景を間近で見られたのは迫力があった」
「都会に住んでいる子どもに良い体験をさせてあげられた」
という嬉しい声をいただいています。
また町や関係者からも、
「いつもと違って若い人たちが多く賑わってよかった!」
「また出店させてほしい!」
「もっともっと多くの人に来て木のまち吉野の魅力を体感してほしい」
という、私たちにとって、すごく有難いお言葉をいただきました。
そこで今年も、運営組織「吉野と暮らす会」と、その活動に共感する様々な業種で活躍している若者8名がメイン企画メンバーとして、第四回ウッドフェスを開催いたします!
第四回目となる「よしのウッドフェス2025」も2日間のイベントです。
2025年のよしのウッドフェスは去年と同様に
1日目は学び、2日目は遊びのコンテンツをご用意しております!
更にパワーアップして、両日とも幅広いコンテンツで木の魅力と可能性を楽しめるイベント内容になっていますので、日帰りと言わず、是非吉野にある素敵なお宿に宿泊して2日間とも木のまち吉野のお祭りをお楽しみください! -
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奈良県 木のまち吉野とは
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- ウッドフェスが行われる奈良県の吉野町には「日本一桜が多い名所として知られる吉野山※1」、そして「世界遺産」として知られる、 金峯山寺や吉水神社があり、桜の時期には日本中、世界中から多くの人が訪れます。
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- 古くは天皇の離宮(吉野宮)がこの吉野に置かれていたり、追手に追われた源義経が吉野に逃げ込んだこと、南北朝時代の南朝が置かれていたこと、豊臣秀吉が大きな花見を開催したことなど、日本の歴史上に何度も登場するのが吉野です。
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- そしてこの地は、500年以上にわたり、“木とともに生きる知恵”が受け継がれてきた、日本の造林発祥の地でもあります。
吉野で育てられる「吉野材」は見た目が美しい材として知られ、かつて城郭や寺社仏閣に使われていました。その中でも吉野杉は酒樽をつくるための材料(樽丸)としても高く評価されてきました。
吉野の木ですが、年輪が均一で緻密、美しい光沢と香りをもつのが特徴で、その品質の高さは全国的に知られています。
こうした吉野材の美しさと強さは、 ただ自然まかせにせず、山を“育てる”という人の手による造林技術から生まれたもの。
苗の間隔や伐採時期、枝打ちや間伐のタイミングなどを、代々の林業者たちが丁寧に計画・実践し、数十年〜百年単位で森をデザインしてきたのです。
また、吉野の林業は木材の建材利用だけでなく、 「樽丸」と呼ばれる酒樽の材料づくりを起点に発展したという側面もあります。
吉野造林の技術から生まれる吉野材は「節が少なく、年輪が細かく、まっすぐな材」なので、水が漏れにくく、ほんのり甘い香りを活かして、酒の味を引き立てる「吉野杉の酒樽」は重宝されました。
さらに、木材の流通を支えたのが【吉野川】の存在です。
山から切り出された丸太は、筏(いかだ)に組まれて吉野川を下り、下流域や他地域へと運ばれていきました。
この自然の水路と地形が、吉野の林業を一大産業へと押し上げる大きな力となったのです。こうして、自然と人とが共に歩んできた「木のまち・吉野」。今なお、山には人の手が入り、美しい木が育ち続けています。
歴史や豊かな自然がある風光明媚な吉野町ですが、実は大阪や京都からのアクセスも悪くありません。電車及び車でも1時間ちょっとで来られる距離です。 -
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なぜウッドフェス?
- そんな吉野町ですが人口減少や桜シーズン以外の観光人口の減少という課題を抱えており、また、吉野町の特産品である「吉野杉」は日本3大美林にも選ばれる高品質な木材ですが、安価な輸入材におされ、かつての賑わいを失いつつあります。
このような現状の中「よしのウッドフェス」を開催する理由は、木のまち吉野から、現代社会において木と関わるきっかけを増やし、自分事として暮らしを支える森林に意識を向ける社会づくりが出来ると考えるからです。
まず日本の森林は多くの課題を抱えています。
手入れの行き届かない人工林の増加、林業従事者の高齢化と後継者不足、そして安価な輸入材の影響で国産木材の需要が減少し、森林が放置されつつあります。
森林の荒廃は、災害リスクの増加や生態系の劣化にもつながっており、持続可能な形で「木と暮らす」社会を再構築する必要があります。
「木は大事」「森は大事」という事ぐらい誰でも知っている話ですが、それを「実感」として持っている人はまだまだ少ないのが現状です。現代社会において木と関わるきっかけを増やし、自分事として暮らしを支える山のことを考える社会づくりを木のまち吉野から目指します。
そして何より、持続可能な社会が求められる昨今、吉野町が造林発祥の地であり、林業500年の歴史を誇る木のまちだからこそ出来る、先代が紡いできた木の魅力と可能性を伝えることや、新しい未来の持続的な木との暮らしを求め、国内外から人々が吉野を訪れるまちづくりも目指すことも理由の1つです。
木のまち吉野だからこそ、長年にわたり受けづかれてきた“木とともに生きる知恵や資源”を生かして、木と関わるきっかけを増やし、より多くの方々に木の魅力と可能性をお届けできると確信しております。
ウッドフェスを通じて、歴史の深い木のまち吉野で、木に触れ、森に触れ、もっと身近に木や森を感じていただける、そんなイベントがウッドフェスです。 -
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- とはいえ、堅苦しい話をしたいわけではありません。マルシェで美味しいものを食べ、木工教室で楽しく遊び、町歩きをして歴史を感じ、めいっぱい遊んで、でも気付けば少し、木が身近に感じられるようになっている、そんなイベントを目指しています。お子さま連れも大歓迎です!
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私たちについて
- 私たち「一般社団法人 吉野と暮らす会」は、吉野の木の仕事(林業、製材所、集成材工場、木工所)の後継者有志で2012年に結成しました。
吉野の木にまつわるコトやモノを発信して、山と街に仲間を増やしながら、木のある暮らしを伝えていく活動を続けています。2015年に「Re:吉野と暮らす会」に名称変更し、2020年に「一般社団法人 吉野と暮らす会」として法人化しました。 - 【吉野と暮らす会】
所在地:吉野群吉野町橋屋57吉野中央木材(株)内
事業内容:地域資源活用事業
設立年:2020年
所属メンバー数:14名
HP:https://yoshinochoboku.com/ - 現在はよしのウッドフェスに限らず、多様な切り口から木の魅力と可能性を伝えております。
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例えばこちらは「吉野杉の家」です。建築家の長谷川豪とAirbnb共同創業者ジョー・ゲビアのコラボレーションにより作られた世界初のコミュニティーハウスで、JR東海「いざいざ奈良」のCMのロケ地となり、鈴木亮平さんにもご体験いただく事が出来ました。この吉野杉の家を我々で運営しております。 -
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他にも、地元の子どもたちに「地元の特産品である吉野材に触れてその良さを知ることで、ふるさとに愛着を持ってもらおう」という狙いで「愛・学習机プロジェクト」に10年間取り組んでおります。
入学時に学校生活を共にする机を生徒自身で作成し、卒業時に天板を取り外し、そこに寄せ書きをし持ち帰ります。小・中学校生活を共に過ごす机だからこそ、地域や社会との繋がりを実感できるものとして、この学習机が生まれました。 -
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また、現在大阪で開催されている万博の会場に「循環の中に存在するベンチ」として吉野材のベンチを提供しています。 -
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万博という機会を生かし、世界に向けて、500年以上続けてきた持続可能な木の循環のストーリーを伝えていくつもりです。
その他様々なプロジェクトを担いながら、2023年度のよしのウッドフェスを機に「吉野と暮らす会」の活動や想いに共感した様々なフィールドで活動する若者もメンバーとして参加しています。
我々の活動の目的は、 暮らしの中で減ってきた人と木の接点を作り直すことです。
そして、その先に日本が持つ森林という豊富で貴重な資源を持続的に活用できる仕組みづくりを維持し、山と街に仲間を増やしながら、木のある暮らしを提供することを目標としています。 -
ウッドフェスを立ち上げたきっかけ
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- 我々は「暮らしの中で木に触れ、魅力を実感する機会が減っている」そして、「暮らしと森林が遠い存在になっている」と考えています。木や森を無くしてしまっては我々の生活が成り立たない事は誰もが知っている事ですが、それを実感する機会が少ないのです。
ウッドフェスの企画担当の私、吉川は元々都会に住んでいましたが、地方の吉野で活動を始めた時に、都会での日々の生活の中では木の魅力に触れ、山の恩恵を実感する機会が少ないことに気が付きました。
そして、そのような現状で、いくら木や山が直面している課題を訴えかけても多くの人達に響かないと考えたのがきっかけです。
吉野に来るまでは、都会に住んでいた私にとって森林や山は少し遠い存在でした。森林について意識する機会もなかったと思います。
例えば、「森林伐採が各地で行われている」「土砂災害が起きている」「山村地域が経済的に悪化している」といったニュースを耳にしますが”大変だな”と思う気持ちはありますが、どこか他人事のように思っておりました。
吉野で活動するようになった今ではもちろん他人事ではなく、当事者として強い危機感を持っていますが、「なぜ、今と昔とで見方が違っているのか」を考えた時、明らかに違ったのが【木の魅力を体感し、山と繋がる機会】の数でした。
例えば、農業や漁業においては日頃の生活の中でお米や魚を食べ、「美味しい」と想う体験が多いからこそ、「お米が食べれなくなる」と聞いた時には自分事として危機感を持ちやすいのではないでしょうか?やはり「体験すること」が大事です。
家の中で周りを見てみて下さい。
目につくところで木はどれだけあり、そこから魅力を感じ取ることが出来ますか?
実は木が使われなくなったわけではありません。住宅のあり方が変わり、昔の住宅は目に見えたところに木の柱があり、木に触れることが出来ましたが、今はほとんどが構造材として隠されております。
これらは一例にすぎませんが、都会で暮らしていると、木の良さを実感し魅力を知る機会は確実に減っているでしょう。
そして我々が木のまち吉野で「よしのウッドフェス」を主催する理由は、現代社会において木と関わるきっかけを増やし、自分事として暮らしを支える山のことを考える社会づくりが必要だと考えているからです。
私たちはこのウッドフェスで、多くの方々に多様な切り口から木の魅力を体感してもらい、そして人と山・森を繋ぐ為によしのウッドフェスを開催することに決めました。私たちの考えに賛同してくださる方々の支援を得て、持続可能な未来を築くための一助となりたいと思います。
このフェスでは、誰もが楽しめる木に関わる体験を窓口に、林業や木材産業の現状や課題を学び、森林の多面的機能を体感することができます。
また、持続可能な木との暮らしをテーマに、多くの人々が集まり交流を深め、新たなアイデアや可能性を生み出すことができる場を提供し、少しでも森林に意識を向ける人たちを増やしていくことを最初の目標としております。
そして我々の想いに賛同していただいた方々と、様々な切り口から木の可能性を見出していき持続可能な木の暮らしを木のまち吉野から実現していくことが目的です。 -
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持続的な「木のお祭りウッドフェス」開催のためのご支援を
- よしのウッドフェスは、林業が500年以上続く木のまち吉野がお届けする、多くの方々に木の魅力や可能性を知っていただくお祭りです。
そして皆様と、木のまち吉野から「ワクワクする未来の木との暮らし」を共創することを目指しております。
暮らしと森林との距離が遠くなっている昨今、
まずは森林の課題よりも先に、皆さんの暮らしに身近なところから、様々な切り口で木の魅力や可能性を再認識してもらい、そこから継続的なイベントや我々との取り組みを通して、森林が直面している課題に対して皆さんと取り組んでいく事を考えております。
このウッドフェスが継続的に開催されることで、気軽に木の魅力を体験でき、新しい未来の木との暮らしを皆様と創っていき、森林が直面している課題に取り組むための基盤を築いていきます。皆さんのご参加とご支援によって、未来のための持続可能な林業を推進し、木の文化を次世代に引き継いでいくことが可能になります。 -
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「木との共生を考えるイベント」について
■ 開催概要
イベント名:よしのウッドフェス
開催日時 :2025年10月11日(土)、12日(日)10:00~15:00
会場 :旧吉野小学校跡地 in 吉野貯木エリア
住所 :”吉野貯木場” 奈良県吉野郡吉野町上市2294
主催者 :一般社団法人 吉野と暮らす会
共催 :吉野町役場、吉野製材工業協同組合
※やむを得ない事情で「よしのウッドフェス」が開催できなかった場合は、いただいたご支援金を延期もしくは次回のウッドフェスのイベントに充てさせていただきます -
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最後に
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プロジェクトの展望とビジョン
- 第三回のよしのウッドフェスを通して、幅広い世代・業界から木のまち吉野に足を運んでいただき、多くの方々に木材の香りが漂う吉野で木の魅力を楽しんでいただきました。
イベントをきっかけに、吉野町内外の若者たちが「木のまち吉野や周辺地域を盛り上げたい」「木の未来に関わりたい」と集まり、運営チームとして新たな一歩を踏み出しています。ウッドフェスを通じて生まれたつながりから、木や森林を軸にした新しいコラボレーションも生まれつつあります。
吉野町は500年以上の林業の歴史があり、世界に誇る技術や知識があります。しかし、木の需要の低迷により各地の林業が存続の危機に陥っており、吉野も例外ではありません。人々の暮らしを支える森林ですが、多くの人に意識を向けられず衰退の一途を辿っています。
その状況の中、吉野と暮らす会は、世界に誇れる「木のまち 吉野」として業界の先駆けとなり、木のある暮らしの復活に取り組みます。
まずは、クラウドファンディングを通して多くの方々に我々の活動の背景を知ってもらい、ウッドフェスを通して、様々な切り口から木・森林の魅力や可能性を体感いただけます。
そして共に直面している課題に向けて取り組み、未来の新しい木の暮らしを、木のまち吉野から築き上げていきたいです。皆様の温かいご支援を何卒お願いいたします。
ともにこの課題に向き合い、未来の「ワクワクする木のある暮らし」を、ここ吉野からつくっていきましょう。
賛同いただき、ご支援をお願いいたします。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。 -
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プロジェクト概要と集めた資金の使途
- 「よしのウッドフェス2025」の運営資金と、その他諸経費(利用手数料・リターン諸経費)として使用します。
※今回のクラウドファンディングは、All-in形式での挑戦となるため、万が一目標金額に到達しなかった場合でも、自己資金等で補填するなどして必ず実行いたします。