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GEOART(ジオアート)とは
- 隆々と盛り上がる山脈。その中を縫うように湧き出る雲海。
未だかつてない、臨場感あふれる表現を目指した鳥瞰図ポスター、GEOART。
B1サイズのポスターですので、かなりの迫力があります。自宅の壁に飾ったり、額物に入れて眺めたり、タペストリーにしたりと、様々な楽しみ方ができる商品です。 -
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鳥瞰図とは
- 空を飛ぶ鳥の目線で、上空から地上を見下ろした景色を図にしたものを「鳥瞰図(ちょうかんず)」といいます。
「パノラマ」や「俯瞰図」、「絵地図」とも言われ、立体的に描かれていることにより、真上からの視点で描かれた通常の平面地図が苦手な方でも直感的に位置関係が理解しやすいといわれています。 -
鳥瞰図「GEOART(ジオアート)」
- 理想の鳥瞰図をつくる上で、「地形の情報量や正確さを表した地図であること」、「題材や場所の特徴がよくわかる景観図であること」、そして「芸術性とリアリティを持ち合わせた絵画的であること」を目標としています。それらを具現化し作成されたのが、大地の脈動をリアルに描いた鳥瞰図「GEOART(ジオアート)シリーズ」です。
弊社では、日本各地の山岳地域やジオパークを中心に多数のGEOARTを制作してまいりました。 -
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理想の鳥瞰図を目指して
- GEOARTを作成する上で参考とし、要となった鳥瞰図作家がいます。
大正から昭和にかけて日本全国の観光地図をつくり、一大観光ブームを牽引した”大正の広重”、吉田初三郎(よしだ はつさぶろう:1884-1955)。
そして世界の都市や山岳、果ては海底までもリアルに再現したパノラマ絵を数多く生み出した画家、H・C・ベラン(Heinrich C. Berann:1915-1999)。
GEOARTシリーズとして記念すべき第1作目である「ジオアート 日本アルプス(上高地)」は、日本のベランを目指そうとの意気込みで作成されています。
また、第23回国際地図学会「国際地図展」(2007年)で最優秀賞を受賞した「ビスタマップ 旭川」は初三郎の鳥瞰図をイメージし、遠近感を強烈にかけて上川盆地と背後にそびえる大雪山の広がり感を大切に作成されました。 -
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- 初三郎の観光地図とベランのパノラマにおいて、鳥瞰図を制作する時のテクニックに共通することは、メインとなる主題をいかに誇張して見せるかということです。
実際には隠れて見えなかったり、遠方にあって霞んでいるものを強調し画面に大きくはっきり描きこむことで、パノラマ図独特ともいえる絵画的表現(主観的な印象を与える表現)をしています。
それに対し、GEOARTをはじめとした弊社の鳥瞰図は、地図データとコンピュータを用いて作成することにより、山の尾根一つ一つまでも正確な地形表現で地図的な見方も可能とし、さらに色彩の工夫や森林などの地表の様子、自然現象などを絵画的表現としてプラスした極めてリアルなパノラマ鳥瞰図を再現しています。 -
立山を作る理由
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- 2010年、弊社では、日本の百名山すべてをカレンダーに掲載する試みを行いました。
百名山全ての鳥瞰図化は行いましたが、GEOARTシリーズとしてもっとクオリティを上げて、百名山の美しさ、壮大さを表現したい。
20年以上の歴史あるGEOARTシリーズの新たな挑戦として、1つの山に焦点を当て、今までよりもリアリティのある山を制作し、皆さんにお届けしたいと思っています。
ぜひ、百名山シリーズの足掛かりとなる新ラインナップ「立山」の制作に向けて、ご支援をよろしくお願いいたします!