[松島組紐店] 伊賀くみひもアップルウォッチバンド大好評第2弾。
伝統的でモダンな4色から選べる!

このプロジェクトは2022/09/10に終了いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
Success
  • stars集まっている金額
    ¥421,600
    (目標 ¥100,000)
  • flag目標達成率
    421%
  • local_offer支援数
    17
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    終了しました
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異彩!超絶!!のジャパンクラフト第20弾は、松島組紐店が開発した「伊賀くみひもアップルウォッチバンド」をお届けします。昨夏にこのバンドをクラウドファンディングで初めてご紹介したところ、多くの方々からご支援をいただきました。そこで今夏、消炭(けしずみ)、水浅葱(みずあさぎ)、韓紅(からくれない)、山吹(やまぶき)の新色4商品を発表します。ビジネススタイルにも普段着にも合わせやすく、軽やかで、汗をかく季節にもおすすめ。一味違ったアップルウォッチバンドが欲しい!とお望みの方はぜひご覧ください。
    • 職人の手で絹糸を組み上げた伊賀くみひもの粋と雅

    • バンドを自由自在に着け変えて楽しめるアップルウォッチ。今、さまざまな素材や色のアップルウォッチバンドが売られていますが、この「伊賀くみひもアップルウォッチバンド」は特別な一品です。職人の手で絹糸を緻密に組み上げたバンドなので、艶やかで美しく、趣があり、なおかつ腕に負担がかからない軽やかさを持ち合わせています。ビジネススタイルにも、カジュアルな普段着にも程よいアクセントとなるだけでなく、着物や浴衣を着てお出かけする際にもしっくりと似合います。
    • どんな服装にも映える4色のアップルウォッチバンド

    • 今回、ご紹介するのは①黒色と灰色、白色を混ぜて組み上げた「伊賀くみひもアップルウォッチバンド 消炭」、②浅葱色に薄灰色と白色を利かせて組み上げた「伊賀くみひもアップルウォッチバンド 水浅葱」、③鮮やかな紅色と白色で組み上げた「伊賀くみひもアップルウォッチバンド 韓紅」、④濃淡の異なる山吹色で組み上げた「伊賀くみひもアップルウォッチバンド 山吹」の4商品です。いずれも個性的でありながら、衣服に合わせやすい色合いと幾何学模様なので、男女を問わずお使いいただけるでしょう。
    • 左:44mm 右:38mmのアップルウォッチに装着
    • ご購入時にご希望のケースサイズ(38/40/41mmもしくは42/44/45mm)とアダプター色(シルバーもしくはブラック)をお選びいただけます。どちらのケースサイズをお選びいただいても、バンドの長さと幅は同じです。
    • 格調ある美しさと機能性をもたらす伝統の「高麗組」

    • 伊賀くみひもには組みの種類が多くあります。その中でもアップルウォッチバンド用に選んだのは「高麗組(こうらいぐみ)」です。これは伊賀くみひもを代表する組み方で、平坦ながら重厚感と格調があります。その異彩・超絶の手技の一部を動画でぜひご覧ください!
    • 左:絹糸で組んだ表面 右:ポリエステル糸で組んだ裏面
    • 高麗組は表面と裏面の2層で構成するため、表裏の糸の種類を分けられるのが大きな特徴です。つまり表面に美しく艶やかな絹糸を使用し、裏面に耐久性の高いポリエステル糸を使用することが可能です。腕時計をはめていると、人は手首に汗をかきます。裏面にも絹糸を使用すると、汗で色落ちして衣服にその色が付着したり、染みになったりします。ポリエステル糸を使用すれば、汗をかいても色落ちせず、染みが生じても濡れ布巾で拭けばある程度は取り除くことができます。さらに組紐であればバックルの突棒を組み目に自在に突き刺してバンド装着時の径を調整できるので、穴を開ける必要がなく、表面の美しさを保ったまま使用できます。「伊賀くみひもアップルウォッチバンド」には美しさと機能性を兼ね備えた、伝統とモダンの融合が見られるのです。
    • 組紐と言えば、伊賀くみひも

    • 組紐とは絹糸や金銀糸などを用いて、組台で糸を斜めに交差させながら組み上げた細い帯状の紐のこと。真田紐などの織物とは違い、伸縮性に富むのが特徴です。日本には「江戸組紐(くみひも)」「京くみひも」「伊賀くみひも」の名で知られる三大産地がありますが、中でもトップシェアを誇るのが伊賀くみひもです。組紐技術は6世紀に仏教とともに中国・朝鮮半島から伝えられ、経典や袈裟などの結びに用いられたと言われます。正倉院に納められた楽器にも古代紐の飾り付けが残されています。平安時代には王朝貴族の装束に、鎌倉時代には武士の武具に、そして室町時代には茶道具の飾り紐などに用いられました。江戸時代に入ると刀剣の飾り紐としての需要が急増し、幕府から保護を受けた職人たちが技術を競い合い、組みの種類が増え、その粋と雅は隆盛を極めました。
    • 伊賀くみひもが本格的に発展したのは明治中期から。東京で組紐技術を習得した廣澤徳三郎が故郷の三重県伊賀市(旧・上野市)で工房を開いたのを機に、伊賀市は組紐産地として大きく発展し、伊賀くみひもは国の伝統的工芸品に指定されました。
    • 昭和初期に創業した松島組紐店

    • 現在、三重県伊賀市を中心に伊賀くみひもの工房や店舗が20軒ほど点在します。そのうちの1軒が昭和初期に創業した松島組紐店で、近隣の職人らと連携しながら、さまざまな種類の組紐を製造しています。高台(たかだい)、丸台(まるだい)、角台(かくだい)、綾竹台(あやたけだい)といった手組みのための伝統的な組み台を駆使して帯締めや羽織紐、根付紐などの和装小物をこしらえているほか、機械を用いて包装用や雑貨用の細い組紐も生産しています。
    • 「伊賀くみひもアップルウォッチバンド」を開発したのは、松島組紐店3代目の次男である松島康貴さんです。松島さんは子どもの頃からもの作りの仕事に携わりたいと思い、デザイン専門学校に入学しました。在学中に日本の伝統工芸を見つめ直す機会が増え、卒業後、京都のデザイン事務所で働いた後、家業に入りました。父から組紐技術を一から学びながら修行を3年積み、組紐作りを徐々に任されるようになりました。
    • 染色から組みまでを手作業で丹念に

    • 組紐は想像以上に多くの工程を経て出来上がります。白い絹糸を染色し、定着・乾燥させて巻き取り、太さと長さ、量を計算して調整し、撚りをかけ、組み台を使って手で組み上げます。組み作業までの準備に手間暇がかかるうえ、組み作業には高度な技術を要します。「1つの組み方を覚え、糸をきれいに組み上げるまでに1年くらい要しました。糸の扱い方や動かし方、力加減などに慣れが必要だからです。静電気が起きて絡まってしまうこともしばしばで、それを手で触って逐一元に戻さなければなりません。指先の繊細な感覚が大事なので、この仕事を始めてから手を怪我しないように気をつけるようになりました」と松島さんは話します。
    • 現代の暮らしの中で引き立つ組紐商品を開発したい

    • レクサス主催のプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017」で試作した腕時計用ベルト(今回の販売商品ではありません)
    • 松島組紐店の仕事のうち、和装小物以外の特別注文を担当している松島さんは、現代の暮らしの中で組紐がもっと引き立つ商品を作りたいと考えていました。そんな折、意と匠研究所の下川一哉もアドバイザーを務めた、レクサス主催のプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2017」で三重県の「匠」に選ばれ、新しい挑戦をする機会に恵まれました。そこで着目したのが腕時計用ベルトです。「組紐は着物や暮らしの道具などを引き立てるために使われてきました。単体では商品になりづらいのですが、いろいろなものに幅広く応用できる点が強みです。腕時計用ベルトであれば、より身近に感じられる装身具になるのではないかと挑戦しました」と松島さんは経緯を語ります。
    • 腕時計用ベルトからアップルウォッチバンドへと発展させる

    • しかし開発は一筋縄では行かず、特に両端の処理に苦心したと言います。通常、伊賀くみひもの両端はふさになっていることが多いのですが、腕時計用のベルトでは片方はパーツに取り付け、片方はすっきりと細くまとめて綴じなければならないからです。試行錯誤を繰り返して完成させた後、さらにアップルウォッチバンドへと発展させました。一般的な腕時計用ベルトであればオーダーメードになりますが、アップルウォッチバンドであれば既定パーツを用いるため、注文に素早く応じることができます。まさに出合うべくして出合った最適なアイテムと言えるでしょう。
    • 意と匠研究所がサポート

    • 意と匠研究所は、これまでも、これからも挑戦を続ける松島組紐店を応援していきます。ここでご紹介する商品の売り上げの約24%をいただき、松島組紐店の活動や商品について取材や原稿執筆、写真撮影、編集などを丁寧に行い、また新規開発に対してもアドバイスを適宜行っていきます。
    • その他の特集プロジェクトを見る
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出品者のプロフィール

株式会社意と匠研究所

株式会社意と匠研究所

意と匠研究所は、『日経デザイン』(日経BP社)元編集長で、デザインプロデューサー・ジャーナリストの下川一哉が代表取締役を務めるクリエーティブオフィスです。新しいもの作りに取り組む「匠」をサポートする、レクサス主催のプロジェクト「LEXUS NEW TAKUMI PROJECT」のメンターを務めたほか、さまざまなクライアントの商品開発や作品作りの上流に携わり、アドバイスやディレクション、プロジェクト全体のプロデュースを行っています。また、日本人ジャーナリストとしていち早くファインクラフト運動に着目し、日本の工芸の新たな方向性を模索するとともに、政府機関や工芸事業者、企業への啓蒙と提案を行っています。
リターン
伊賀くみひもアップルウォッチバンド 消炭
¥24,800 (税込・送料込)
残り 25
詳細を見る
ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
伊賀くみひもアップルウォッチバンド 水浅葱
¥24,800 (税込・送料込)
残り 24
詳細を見る
ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
伊賀くみひもアップルウォッチバンド 韓紅
¥24,800 (税込・送料込)
残り 28
詳細を見る
ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
伊賀くみひもアップルウォッチバンド 山吹
¥24,800 (税込・送料込)
残り 26
詳細を見る
ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
FAQ・ヘルプ

リターン一覧

  • 黒色と灰色、白色の3色の絹糸で組み上げたアップルウォッチバンドです。黒色を基調に、灰色と白色を加えることで組紐らしい菱模様が連続的に浮かび上がって見えます。落ち着いた印象を与えるので、ビジネススタイルをはじめ、シックな普段着、また着物や浴衣にも合わせやすいでしょう。
    支援終了
    • 価格(税込/送料込)
      ¥24,800
    • 残り
      25
    ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
  • 浅葱色と薄灰色、白色の3色の絹糸で組み上げたアップルウォッチバンドです。明るい浅葱色を基調に、薄灰色と白色を加えることで小さな菱模様がリズミカルに浮かび上がって見えます。小粋な印象を与えるので、ビジネススタイルをはじめ、カジュアルな普段着、また着物や浴衣にも合わせやすいでしょう。差し色のファッションアイテムとしてもお使いいただけます。
    支援終了
    • 価格(税込/送料込)
      ¥24,800
    • 残り
      24
    ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
  • 紅色と白色の2色の絹糸で組み上げたアップルウォッチバンドです。鮮やかな紅色を基調に、組紐らしい大きな菱模様が連続的に浮かび上がって見えます。パッと華やかな印象を与えるので、ビジネススタイルをはじめ、カジュアルな普段着、また着物や浴衣にも合わせやすいでしょう。差し色のファッションアイテムとしてもお使いいただけます。
    支援終了
    • 価格(税込/送料込)
      ¥24,800
    • 残り
      28
    ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送
  • 山吹色と淡黄色、薄茶色の3色の絹糸で組み上げたアップルウォッチバンドです。濃淡の異なる山吹色で、組紐らしい菱模様が連続的に浮かび上がって見えます。明るく上品な印象を与えるので、ビジネススタイルをはじめ、カジュアルな普段着、また着物や浴衣にも合わせやすいでしょう。差し色のファッションアイテムとしてもお使いいただけます。
    支援終了
    • 価格(税込/送料込)
      ¥24,800
    • 残り
      26
    ご提供予定時期:ご購入から1カ月以内に発送

特定商取引法に基づく表示

    販売業者
    株式会社意と匠研究所

    所在地
    〒179-0084東京都練馬区氷川台3-1-2

    連絡先
    電話:03-3931-4303
    メール:itoshowshopping@itoshow.co.jp

    販売責任者
    下川一哉

    販売価格
    各プロジェクトページの「リワード代金」をご覧ください。価格は税込です。

    商品代金以外に必要な料金
    なし

    お支払い方法
    クレジットカードによりお支払いいただけます。

    お支払い時期
    商品購入時に決済します。

    商品(リワード記載内容)のお引渡し時期
    商品の引渡し時期またはサービスの提供時期は、各プロジェクトページの記載をご確認ください。

    キャンセルの可否と条件
    キャンセルはできません。
    決済完了後の返金は一切できません。